歯周病治療について

PERIODONTAL TREATMENT

慶歯科医院の歯周病治療の特徴

歯周病の診断方法

歯周病の治療方法

慶歯科医院の歯周病治療について

当院の歯周病治療は、患者さまと二人三脚。
患者さま”治療参加型”の治療が最も大切だと考えています。

徹底した歯ブラシ指導。家庭で出来る歯科治療という考え方

歯周病は細菌が原因ですので、細菌を除去する事が治療になります。ただ細菌はプラークという状態で歯の表面や歯周ポケット内にいます。このプラークの状態だと、うがい薬によるうがいだけでは除去できません。歯ブラシによる機械的な除去が必要です。ただこの歯ブラシは、ほとんどの方がされているのですが、実際に歯ブラシを上手くさえている方は非常に少ないのが現状です。歯ブラシをしているという事とプラークがしっかり除去できているという事は別です。
患者さまには、歯ブラシを簡単に考えておられている方が多く、歯ブラシの指導というとしなくていいと言われる方も珍しくありません。
歯ブラシでしっかりプラークを除去する事を「プラークコントロール」と言います。歯ブラシが適切にできているかをチェックするのに、プラークを染め出して見るのですが、歯周病治療ではプラークの残存率が最低20%以下にしていきます。

歯科衛生士担当制で患者さまの口腔内を管理します

歯周病の治療は、重度な場合ほど長くかかります。慶歯科医院では、歯科衛生士担当制にしていますので、患者さまを治療からメインテナンスまでしっかりフォローします。
担当制にすることにより、経過観察やセルフケアの状況確認などもしやすく、治療やケアの情報もしっかりお伝えすることができます。

歯周病治療専門の歯科衛生士が在籍しております

当院には歯周病学会認定歯科衛生士が在籍しており、認定衛生士の数としては、熊本県内では最も多い類に入ります。歯周病への対応を的確かつ効率的に実施し、常に最新の情報を元に治療をご提供いたします。

歯周病の診断方法

歯周ポケットの測定

歯と歯ぐきの境に歯肉溝という溝があります。これが歯肉炎や歯周炎になると溝が深くなり、歯周ポケットと呼ばれるようになります。
「ポケットプローブ」という棒状の器具を歯周ポケットの中にそっと挿入して、ポケットの深さを測り、4mm以上の状態だと歯周病として診断されます。

歯周病の進行具合(測定結果)

3mm以内・・・正常もしくは歯肉炎

歯の表面に細菌が付着する時に、細菌はプラークと呼ばれる状態で付着しています。
プラークとは、多くの細菌が集合住宅に住んでいるようなもので、細菌にとってはとても居心地の良い状態になっています。ただ最初に付着する細菌は、歯周病を起こす悪い細菌ではありません。プラークが除去されずに、そのままにすると次第に空気を嫌うような嫌気性菌が出現してきます。その中に歯周病を引き起こす細菌もいて、歯の周りの粘膜は炎症を起こすようになります。
歯ブラシをして、出血があれば、この状態になっていて、歯肉炎と呼ばれる状態です。

4~5mm・・・初期~中等度歯周炎

歯肉炎の状態が続き、さらに歯を支えている骨が溶かされるようになると歯周炎と診断されます。
骨が溶けるのは、体の防御反応の結果で起こります。
初期から中期の歯周炎では、歯肉が下がって歯の根が露出して知過敏が生じたり、噛むと痛いといった症状が出ることもありますが、自覚症状がないことも多いため注意が必要です。

6~9mm・・・中等度歯周炎

だんだん歯槽骨が吸収してきました。
プラークや縁下歯石の付着もみられます。

10mm以上・・・重度歯周炎

歯がグラグラしてきたりします。この段階では、歯周病の治療するだけでは間に合わず、抜歯になってしまう事があります。
歯周病の進行は、自分ではわかりませんし、気がつかないうちに進行しますので、歯周病にかかった方は、定期的な検診やクリーニングが必須になります。

動揺度の測定

ピンセットで歯を動かしてぐらつきの程度を測ります。
<測定結果>
 動揺度0−正常,ほとんど動かない
 動揺度1−初期の歯周病,歯が前後の1方向に動く
 動揺度2−進行した歯周病,歯が前後・左右の2方向に動く
 動揺度3−重度の歯周病,歯が前後・左右・上下の3方向に動く

レントゲン写真

レントゲン写真では歯槽骨の溶けた程度(骨吸収量)を歯根の長さと比較して表現し、歯槽骨の溶けた程度を観察します。
歯周病では歯を支えている骨が吸収されていきます。レントゲンで骨の吸収の程度や形態を把握することはとても重要になります。

歯周病の治療方法

歯石除去

歯石はプラーク付着の温床になります。歯に付着した歯石を超音波チップやスケーラーと言われる器具で除去して行きます。

抗菌療法

普通の歯周病治療を行っても治りが悪い患者様がおられます。患者様の免疫力や細菌叢が問題だったりしますが、この場合、抗生物質を使用し、細菌に対して強力にアプローチします。

歯周外科

歯石が深いところに付着していて、どうしても歯石が除去できなかったり、深いポケットが残ることは歯周病治療で良くあります。
このような時に、歯周病外科処置を行い、歯石をしっかり除去したり、歯周ポケットを浅くするようにします。

歯周組織再生療法

歯周病により失われた骨や周囲の組織を回復する再生療法があります。
エムドゲインやリグロスといったものを使用して、歯周組織の再生が行われています。リグロスは健康保険の適応ですが、エムドゲインは保険適応ではありません。

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)

一連の歯周病治療後に歯周病の病態が安定していると判断された場合に行われるものです。
患者様の中には、ある程度歯周病治療が進むと歯周病が治ったと思って、その後歯科医院に来院されない方もいらっしゃいますが、歯周ポケットが4mm以上の部位では、ポケット内の清掃が難しいために歯周病原因菌の活動が活発化しやすく、歯周病が再発しやすい状態のため、患者様の状況にあった間隔でSPTを行うことは、非常に重要です。
歯周病治療がある程度進むと治療にお越しにならない患者様もいらっしゃいますが、たとえ症状が良くなっても3〜4ヶ月すると歯周病原因菌は活動を増してきますので注意が必要です。